JBAバイオエンジニアリング研究会講演会のご案内

 バイオインダストリー協会が開催する バイオエンジニアリング研究会講演会についてご案内申し上げます。
 積極的にご参加くださいますようお願い申し上げます。


JBA バイオエンジニアリング研究会講演会
再生医療実用化のための工学的アプローチの最前線

 再生医療における実践研究は、得られた組織や細胞の臨床利用を目的とする。自家または同種の培養組織を対象とする生産においては、培養組織の安全性のみならず、有効性に対する品質保証が顧客(患者と医師)にとって重要であり、培養の最適化・効率化を図るため、培養装置の小型・省力化、自動化をはじめ様々な工学的アプローチが必要である。本講演会では、細胞治療・再生医療に向けた、細胞培養の現状、安全性評価から最新の臨床応用までの全体像、培養工学、工程管理・品質管理、再生医療の製品化や臨床研究の実際について、重要なご講演をお願いした。再生医療実用化のための工学的アプローチの最前線について議論し、日本の再生医療研究のさらなる発展に資すれば幸いである。


主催: (財)バイオインダストリー協会
協賛:

日本化学会(予定)、日本生物工学会(予定)、(社)化学工学会バイオ部会、
東京大学グローバルCOEプログラム「学融合に基づく医療システムイノベーション」

日 時:

2010年11月16日(火) 13:00〜18:20(交流会18:30〜20:00)

会 場:

東京大学薬学部講堂(総合研究棟2階)
(東京都文京区本郷7-3-1 最寄駅地下鉄本郷三丁目)

参加費:

講演会 JBA会員・協賛学会会員3000円、非会員5000円
(交流会費は別途3000円)

申込方法:

参加ご希望の方は、名前、所属、連絡先、交流会参加の有無を、JBA・HP(www.jba.or.jp)または FAX(03-5541-2737) にてお知らせ下さい。参加費は当日受付にてお支払い下さい。

申込締切:

11月9日(火)/申込み多数の場合は早めに締切ることがございます。

申込み・
問合せ先:

申込み・問合せ先:(財)バイオインダストリー協会 バイオエンジニアリング研究会(担当:穴澤、矢田)
TEL 03-5541-2731


 プログラム
13:00-13:05 挨拶
バイオエンジニアリング研究会会長  東京大学大学院工学系研究科 教授 長棟輝行
【基調講演】
13:05-14:00 「iPS細胞研究の最新動向と課題」
東京大学医科学研究所幹細胞治療分野 教授 中内啓光
【講   演】
14:00-14:35 「細胞の安全性評価に関する諸技術」
大阪大学大学院基礎工学研究科機能創成専攻 教授 三宅 淳
14:35-15:10 「次の再生医療‐細胞移植‐を実現するための細胞表面修飾」
京都大学再生医科学研究所組織修復材料学分野 教授 岩田博夫
15:10-15:45 「再生医療用途を目指した細胞培養」

大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻生物プロセスシステム工学領域 教授 紀ノ岡正博

15:45-15:55 【休   憩】
15:55-16:30 「再生医療用自動培養装置」
川崎重工業株式会社技術開発本部システム技術開発センターMDプロジェクト室長 中嶋 勝己
16:30-17:05 「自家細胞を用いた再生医療製品提供の取り組み」
株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング 研究開発部 畠 賢一郎
17:05-17:40 「間葉系幹細胞(MSC)を用いた歯周病治療の事業化」
 

株式会社ツーセル 代表取締役社長 辻 紘一郎

17:40-18:15 「幹細胞療法の保険医療化に向けての道すじと現状について」
  先端医療振興財団 臨床研究情報センター センター長 福島 雅典
18:15-18:20 おわりに
バイオエンジニアリング研究会副会長 千葉大学大学院工学研究科教授  関 実
懇親会 (本郷キャンパス内  カポ・ペリカーノ) 18:30〜20:00


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