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ご挨拶(14:00〜14:05) |
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化学工学会関東支部第一企画委員長 吉川 史郎 氏 |
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2. |
講演「牛海綿状脳症(BSE)について病原、病理、安全性の視点からの解説」(14:05〜16:05)
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2-1 牛海綿状脳症(BSE)について(病原感染の視点から) |
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動物衛生研究所病原・感染研究チーム長 横山 隆 氏 |
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牛海綿状脳症(BSE)は感染性蛋白質プリオンが原因となる致死性の疾患である。その本態は明らかではないが、宿主の正常蛋白質が異常化した異常プリオン蛋白質が主要構成成分である。異常プリオン蛋白質を中心にBSEについて概説する。
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2-2 本邦におけるウシへのBSE経口感染実験の開始 |
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動物衛生研究所病態解明研究チーム長 岡田 洋之 氏 |
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異常プリオンの腸管侵入機構から脳病変形成に至るまでの病理発生を解明するため、ウシ18頭に対してBSE乳剤を経口接種し、異常プリオンの侵入、体内伝播、増幅について解明する予定である。 |
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2-3 全自動異常プリオン蛋白質増幅装置の開発とその応用 |
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動物衛生研究所安全性技術開発研究チーム長 村山 裕一 氏 |
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我が国がBSE汚染国となった現在、より検出感度が高く、信頼性のある早期診断法が必要とされているが、異常プリオン蛋白質を試験管内で増幅させる方法、protein-misfolding cyclic amplification(PMCA)法が報告された。本講演では全自動PMCA装置の開発とその応用について紹介する。
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3. |
講演「高病原性鳥インフルエンザの現状と対策」
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動物衛生研究所感染病研究部長 山口 成夫 氏 |
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アジア地域で2003年から2004年に大発生したH5N1高病原性鳥インフルエンザは日本へも79年ぶりの発生をもたらした。日本及びアジアで流行したウイルスの特徴と本病の伝播、アジアでの流行現状と防疫等について解説する。
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4. |
動物衛生高度研究施設見学(パネル・モニタールーム)および質疑応答(16:10〜17:00) |
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※隔離施設内部は定点白黒モニターからの見学となりますのでご了承ください。 |
5. |
フリートーキング
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当日、近隣の会場にてフリートーキングの場を準備中です。追ってお知らせします。
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