■化学工学会第36回秋季大会付設バイオ部会講習会
『タンパク質リフォールディング技術の基礎』
[ 開催日 2003年9月11日(木) ] |
主 催: |
(社)化学工学会バイオ部会 |
日 時: |
2003年9月11日(木) 14:00〜17:15 |
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会 場: |
東北大学青葉記念会館4F大研修室(東北大学工学部構内) |
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〒980-8579 |
仙台市青葉区荒巻字青葉 |
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<交通> |
仙台駅西口バスプール9番乗場から仙台市営バス工学部経由宮教大行、青葉台行、成田山行、または仙台市営バス理学部・工学部経由青葉城址循環、いずれも「東北大学工学部前」バス停下車(乗車時間約25分) |
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募集人員: |
70名(定員になり次第受付締め切り) |
参加費: |
バイオ部会会員 3,000円、非部会員 5,000円、学生1,500円(資料代を含む) |
申込先 : |
東北大学大学院工学研究科 米本年邦
(お問い合わせを含めて電子メールでの連絡をお待ちしております:toshiy@rpel.che.tohoku.ac.jp)
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参加費支払方法: |
当日会場で現金によりお支払い下さい。なお、当日になってキャンセルの場合は参加費を請求させていただきます。 |
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講習内容並びに講師紹介: |
遺伝子組換え宿主によって異種タンパク質を発現させた場合、封入体(インクルジョンボディ)と呼ばれる不溶性顆粒が形成されることがある。この封入体は主として目的タンパク質からなるが、その立体構造が天然のものと異なるため生理的活性を有しない。これをいったん溶解した後、天然の立体構造のものに巻き戻す操作をリフォールディングという。この過程の収率が封入体からの生理活性タンパク質生産の重要な因子となる。このリフォールディング効率はタンパク質の特性、濃度、物理化学的条件、リフォールディング方式などに影響される。
本講習会では様々な操作法や操作条件がリフォールディング効率に与える影響について、生化学的、物理化学的条件検討の面と、それを工学的に実現する装置設計の観点から平易に解説して頂く。津本浩平講師(東北大学大学院工学研究科生物工学専攻助教授)には、封入体形成原因と特性、その分離・可溶化法、リフォールディング効率に与える操作条件、添加物の影響について基礎的解説をして頂き、加藤滋雄講師(神戸大学大学院自然科学研究科教授)には、このような高効率リフォールディングを大規模に行いうる装置開発、操作法について解説して頂く。これを通じて、主に大腸菌を宿主とする生理活性タンパク質の効率的生産プロセスの構築に必須の知見を参加者に学んで頂くことを目的としている。
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