■部会長からのメッセージ |
日頃より、化学工学会バイオ部会の活動にご理解・ご支援賜り誠にありがとうございます。 2024年度より、化学工学会第10代バイオ部会長を務めさせていただきます大阪公立大学の荻野でございます。 化学工学会バイオ部会は2000年に発会し、バイオに関する企業、大学、試験研究機関、高等専門学校の化学工学会会員、賛助会員、特別会員、計600名以上の部会員で構成されています。6つの専門分科会を有し、最新の研究や技術の動向の紹介するニュースレターの編集発行や講演会の実施、化学工学会秋季大会におけるシンポジウムの開催、会員同士の意見交換や交流の場を提供するインフォーマルミーティングの開催、国際会議に参加する学生への援助などバイオ部会独自の事業を精力的に企画・運営しています。また、生物化学工学に関する国際会議や本部事業のサポートなどを実施しています。 2024年度からのバイオ部会の運営に関しては、化学工学会バイオ部会がこれまで実施してきた各種事業を引き継ぎ、発展させると共に、より積極的な運営を目指します。特に、新型コロナウイルスのパンデミックの影響により、長い間、バイオ部会の活動が大幅に制限されました。一方、コロナ禍では、オンライン会議などは急速に普及し、パラダイムシフトを生じています。オンラインやオフライン(対面)の利点を活かした事業運営を目指したいと思います。 2025年9月には、バイオ部会は発会25周年を迎えます。この25年間でバイオ関連技術も大幅に進展してまいりました。会員相互の理解・交流をより一層推進するとともに、バイオ部会員の研究・技術の情報発信に努めたいと存じます。 今後とも、バイオ部会の活動にご理解いただくとともに、バイオ部会の種々の活動をご活用いただければ、幸甚に存じます。 |
公益社団法人 化学工学会 バイオ部会長 荻野 博康 (大阪公立大学 大学院 工学研究科 教授) |