バイオプロダクション出版のご案内
(H18.5.6)


 昨年度、部会で編集委員会を構成し執筆を致しておりました「バイオプロダクション」が、コロナ社より4月25日に発刊となりました。本書は、バイオ部会会員が中心となってわが国のものつくりバイオを発展させるために、試験管から先のバイオテクノロジーについて紹介したものです。大学院でのテキストまたは副読本に利用出来るように、各章に「おさらい」の節を設け関連トピックスを紹介する節が続いています。これまでにない大変ユニークな本として出来上がっております。 
部会編集であるため、部会員の皆様には20%引きにてコロナ社より販売して頂けます。

バイオ部会 部会長 大竹久夫


「バイオプロダクション」 コロナ社
 
『バイオプロダクション―ものつくりのためのバイオテクノロジー―』
目次
 
1章 生物資源の分離と育種


 1.1 生物資源の分離と育種のおさらい
 1.2 アクリルアミド
 1.3 洗剤用酵素
 1.4 化学品生産のための微生物の探索から生産現場まで

2章 バイオインフォマティクス


 2.1 バイオインフォマティクスのおさらい
 2.2 知識情報処理によるがん診断支援システム
 2.3 生命現象のシミュレーション
 2.4 生物機能分子ネットワーク解析

3章 ハイスループットスクリーニング


 3.1 ハイスループットスクリーニング技術のおさらい
 3.2 抗体センサー
 3.3 培養細胞を用いた人体ハザード評価
 3.4 SIMPLEX法

4章 メタボリックエンジニアリング


 4.1 メタボリックエンジニアリングのおさらい
 4.2 アミノ酸生産菌のゲノム育種
 4.3 グルタミン酸生成機構の解明
 4.4 大腸菌の代謝流束解析

5章 生体触媒反応の速度論


 5.1 生体触媒反応の速度論のおさらい
 5.2 固定化酵素
 5.3 ATP再生系
 5.4 マイクロバイオリアクター

6章 バイオリアクター


 6.1 バイオリアクターのおさらい
 6.2 有機溶媒耐性微生物培養
 6.3 ティッシュプラスミノーゲンアクチベータ(tPA)生産
 6.4 ヒト血清アルブミン

7章 バイオプロダクツの分離


 7.1 バイオプロダクツの分離のおさらい
 7.2 タンパク質のフォールディング
 7.3 ナノ空間における生体分子相互作用
 7.4 レギュレーション

8章 バイオプロダクツの精製


 8.1 バイオプロダクツの精製のおさらい
 8.2 膜分離プロセスの高度化
 8.3 連続分離プロセス
 8.4 タンパク質バイオ医薬品のクロマト分離プロセス

9章 バイオプロセスの計測と制御


 9.1 バイオプロセスの計測と制御のおさらい
 9.2 パン酵母生産
 9.3 組織工学製品の製造
 9.4 知識情報処理に基づくバイオプロダクション

10章 環境バイオとリサイクル


 10.1 環境バイオとリサイクルのおさらい
 10.2 酵素によるバイオディーゼル燃料の生産
 10.3 リンの回収と再資源化
 10.4 細菌の死の定義と汚泥減容化




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