書籍『最近の化学工学56ー先端医療における化学工学―化学工学会関東支部編』の発行及びご購入申込み受付に関して
最近の化学工学シリーズは、数年から10年を経て大きく前進した分野の新しい成果や考え方の集大成および次の数年間への問題提起を目的として化学工学会関東支部から毎年刊行されています。特に、バイオテクノロジー分野は、環境、食糧、医療、生物情報など広範囲にわたって急速な進展を遂げており、1987年の「分離を伴うバイオリアクター」、2000年の「バイオプロセスエンジニアリングの新展開」が本シリーズから刊行されています。
本書は、2004年度の化学工学会主催の講演会「最近の化学工学」のテキストとして編纂されたもので医療関連分野の第一線の方々11名にその最先端の研究内容について執筆して頂きました。今回の企画は、医療分野をできるだけ化学工学的観点でとらえ、最新の成果の動向ならびに直面する問題点をできるだけ詳解することを意図しました。化学工学技術者ならびに研究者をはじめとする幅広い分野の読者のお役に立てれば幸いです。
『最近の化学工学56ー先端医療における化学工学―化学工学会関東支部編』 |
(化学工業社) |
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《 目 次 》 |
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診断/治療技術のバイオエンジニアリング |
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治療診断技術の進歩 |
(国立国際医療センター研究所) |
山本 健二 |
非拘束非侵襲診断システム
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(横浜国立大学)
(センス・イット・スマート)
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小泉 淳一
谷本 広志 |
抗体工学の進歩による免疫診断・治療分野の技術革新 |
(東京大学) |
上田 宏 |
磁性微粒子を用いたガンの温熱療法
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(名古屋大学)
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井藤 彰
小林 猛
本多 裕之 |
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人工臓器/再生医療のバイオエンジニアリング |
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血液流れとガス交換からの人工肺(血液酸素加装置)の至適設計
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(早稲田大学)
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小堀 深
酒井 清孝 |
人工血液(赤血球,血小板)の最近の進歩 |
(早稲田大学) |
武岡 真司 |
特異的細胞分離技術の開発 |
(名古屋大学) |
上平 正道 |
細胞シート工学 |
(東京女子医科大学) |
大和 雅之 |
組織培養における細胞評価
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(大阪大学)
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紀ノ岡正博
田谷 正仁 |
肝組織再構築 |
(東京大学) |
酒井 康行 |
腎細胞培養と足場設計による腎組織の構築 |
(筑波大学) |
王 碧昭 |
上記の書籍を、バイオ部会会員の方には4,000円(定価5,000円)にてご提供致します。
購入お申込みを希望されます会員の方に於かれましては、
- 御名前(御所属)
- 書籍の郵送先
- ご購入希望部数
- 代金お支払いに関する書類等の宛先及び郵送先
以上4点を事務局までお知らせ頂けますようお願い申し上げます。
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